ここ数年、中国限定カラーウェイの流行には慣れっこになってきました。特にバスケットボールは中国本土で人気が急上昇しており、その傾向が顕著です。さらに前例のないのは中国限定シルエットですが、Nike ST Flareの突如登場によって、まさにそれが実現しそうです。
おそらく中国のクリエイターやスニーカーメディア向けに配布されたと思われるNikeのST Flare公式発表では、中国限定モデルとして明確に位置付けられ、中国における近年のアウトドアバスケットボールの豊かな歴史を体現しています。これらのクローズアップショットからも、そのハードウェアは一目瞭然です。過酷なコンクリート路面にも2つの面で対応しています。アウトソールはXDRラバーを採用し、ヘリンボーントラクションの深い溝が全体の厚みを増すことで、ST Flareの寿命は一般的なモデルよりも長く続くはずです。ミッドソールにはCushlon 3.0フォームが配置され、さらにAir Zoomユニットが内蔵されています。そして、Flywireを搭載したエンジニアードメッシュアッパーが、優れたホールド感と通気性を両立させています。
中国限定発売のNike製品も、そうそう見かけるものではありません。しかし、2022年のCourt Dragonはその先駆けと言えるでしょう。Tinker Hatfieldも同様に、中国における屋外バスケットボールへの愛着に応えるモデルとして位置付けられています。重要なのは、Tinker Hatfieldのデザインに見られるレトロなデザイン言語が見当たらない点です。ST Flareは、Nike A’OneのようなローカットシューズとDNAを共有しつつ、完全に現代的なデザインを採用しています。
この記事の執筆時点では、Nike ST Flareは6月1日に発売されると予想されていますが、販売価格はほとんど不明です。さて、以下に掲載した新しいシルエットの詳細な写真をご覧ください。また、今後のニュースについては、スニーカー発売日のページをご確認ください。
